ブラッシング指導

歯磨きを毎食後に欠かさずしているからといってむし歯にならないというものではありませんが、すべての予防の要となるものであることには間違いありません。
人それぞれ歯並び、歯の大きさ、形が違いますので、正しい磨き方を歯科医師、歯科衛生士に指導してもらう必要があります。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ・デンタルフロスといった道具の使い方も指導します。
フッ素塗布

フッ素には歯を溶かす酸への抵抗力を強める働きがあり、歯の表面に塗ることによりむし歯を予防する効果があります。
市販の歯磨き粉でフッ素入りをよく目にしますが、歯科医院ではこのフッ素を直接歯に塗ることで、より効率的に取り込むことができ歯質を強化します。フッ素塗布の頻度は、年に3~4回が望ましいです。
また、小児歯科の観点からは、乳幼児期から定期的に実施していくことで歯質をより強化できます。
シーラント

奥歯の溝は汚れが残りやすく、むし歯ができやすいところです。
その部分を歯科用の樹脂で塞ぐことにより、予防します。
歯を削らないので痛みはありませんが、はがれることもありますので、定期的な検診が必要です。